丸八ランニングクラブ

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2019.8.25 琵琶湖横断リレー水泳大会

愛知県名古屋市を中心に活動している名古屋のランニングサークル。
丸八ランニングクラブ“です。
琵琶湖横断水泳リレー大会のレポートです。
※長文ご注意くださいm(__)m

-準備編-
丸八ランニングクラブにはトライアスロンにチャレンジするメンバーも在席しています。
ランナーほど”たくさん”ではないごく一部のコアな仲間達。
その中でも泳ぐことに特化しているメンバーは更に少数。
そんなメンバー総勢18名で大会に参加しました。

どんな大会か?
琵琶湖をチーム6名で協力しながら安曇川(あどがわ)から彦根までの16キロを泳破するという
琵琶湖の雄大さを楽しむヘンタ…
もといスイム好きには響くそんな大会。

『琵琶湖を横断?何それ絶対楽しいでしょ。』
まず頭に浮かぶ、水泳が好きで予定を調整してくれるかもしれないスイムの先輩方。
ダメもとでかくかく然々相談してみると「面白そう!」と言う期待通りの返事をいただき、
1チームを編成。

きっと他にもいるだろう、この大会の凄さとおもしろさを他の仲間とも共有したいと思い
トライアスロン部に話を投げたところ合計で3チームができた。
チーム名は鮎、鯉、鯰、いずれも琵琶湖に生息している淡水魚から。

エントリーから数カ月、やってきた大会前日。
当日の買い出しを近くのスーパーで済ませ、彦根市民会館に各チームが集まり行われた説明会、前泊組と参加して大会当日の注意点や熱中症などの対策受ける。
なんと、当日単独泳が二人も居るそうで全員が驚く。
世の中には上には上がいると新たなチャレンジに心を惹かれながら説明会を終えた。

待ちにまった当日はぴーかんで時折雲が流れてい風も静かな好条件となった。

参加者全21チームが続々と駐車場に集まってくる。
丸八RC水泳部も全チームが揃い、船酔い飲んだりワイワイ準備にはいる。

そうこうしていると競技説明が始まり、各チームの代表者が自己紹介を始めだす。
この大会、はじめと終わりに各チームの代表が挨拶をする珍しい大会。

丸八からは若手のメンバーが担当してくれ競技説明も終わり荷物の積み込みに。
私達をこの日サポートしてくれるのはこの漁船、メンバー6人と船長さんが乗って余裕がある感じの漁船。

仲間の漁船を見送り私達もいざ乗船。
進みだすとテンションも上がってきて楽しくなってくる。

目的地の安曇川につきアップと称して飛び込んだり淡水の雰囲気を味わったりとはしゃぐ
大人たち。
スタート時刻も迫り第1泳が船上からスタートの陸地まで泳いで移動

さあ、まもなく競技が始まる。

-競技編-

『パーーーン!!』

スターターピストルが鳴り響き
第1ウェーブがスタート
丸八からは【鮎】がスタート。

各チーム早々にバラバラに泳ぎだし手探りが伝わる。
スタート直後は目標物がないので当然かもしれない。

30分後、私達【鯉】と【鯰】がスタートした。
船から第1泳の仲間探し、遠すぎて誰なのかいまいちはっきりしない‥きっと向こうもコチラを探してるに違いない!
と懸命に探すと2番手にいるではないですか、『おぉー!速い!!』と盛り上がる船上。
選手も船を見つけたようで無事に合流して船に並泳する、20分辺りでウエーブのトップになり更に目標が見えない湖上の水平線を泳いでいく。

大会の基本ルールは第1巡は全員が30分泳ぎ続け、2巡目から10分交代で回していく。
鯉チームは速い選手から泳いで行く作戦をとり、それがうまくハマり文責の私の頃には30分前にスタートした鮎チームの船が目視に入る。
ここからは鮎チームと追いついたり離れたり、船上では声も届くので大盛り上がり。
2/3地点の竹島を過ぎたあたりだがまだ対岸は小さくビルもぼんやり見えるくらい。

もちろん泳者からはヘッドアップなんかしても山が見える位。と思っていたら後ろから今大会の優勝候補のチームが上がってくる。
みるみる差が縮むのがわかるほどの速さ。
あっという間に抜かされて遠くなっていく‥

手番も終わり、2巡目に突入する頃には徐々に霞がかった対岸の輪郭が見えてくる。

ホワイトボードを使い泳者に時間を伝えたり身振り手振りで左右を叫びなが
コミュニケーションをとりだんだん大きくなる対岸を目指す。

スタートから4時間半が経過した頃、ゴールが小さく見えた。
感動というより”ほんとに来れちゃったよ”と言う驚きに近かった。
最後の交代をした先輩がゴールめがけてスプリント

後ろから私達も追いかけて最後は全員でゴール!!
結果は4時間34分11秒と予想以上のタイム!

色々写真を撮って沖で待ってる船に再度戻る
※実は波風が強くなり地味に一番きつい‥
港につくまでゴールできたことを讃え合い、
船長さんに感謝の言葉を伝え無事に彦根港へと帰ってきました。

今回初出場で手探りでの参加。
わからないことだらけ、淡水の浮かなさ、昼を過ぎた頃から白波が立つほどの風の強さと湖面の三角波。
リタイアしてしまったチームも出てしまった、話を聞くと全く進まないくら位で危険を感じたとの事だった。

残念で悔しいものだったと思う、けど琵琶湖のど真ん中を泳げるなんて非日常はなかなかないし、話がなければやろうとも思わなかったと思う。
今回の挑戦で腐ってしまわず、またリベンジしたいと次に繋げてくれたり、集まったメンバーで泳げたことを楽しんでもらえたのなら誘った側としては、なによりも嬉しい。

最後は【鮎】【鯉】【鯰】で写真とって、閉会式と恒例の一言挨拶をして大会が用意してくれたカレーを食べ100円で提供されてるノンアルで乾杯したりして、
やんややんやして琵琶湖に後ろ髪ひかれながら来年も挑戦すると話しながら解散!

…?!来年もやるの?!挨拶が‥

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【文責 おーいし】